私たちの生活の中で、インターネットが普通に存在するようになってから２０年以上になり、パソコンからスマホ、タブレットといった端末も進化しました。

何か調べものをするのにもインターネットで検索が当たり前だと思います。
私の（３０代中頃）世代では「Google先生に聞こう」というくらいGoogleで検索すればほぼ求める情報が得られました。
今もGoogleで検索しない日はありません。

どんどんGoogleの検索機能が強化され、より得たい情報が瞬時に表示されるようになってきました。
例えば、
・自分の検索傾向をAIが判断し、同じキーワードでも表示される検索内容が変化する。
・星の数ほどあるサイトから検索者の得たい情報があるサイトを上位に表示させる。
・タブレットやスマホの位置情報を利用し、周辺のオススメの店を表示させる。
・お店の名前で検索すると、右側にレビュー、営業時間等が表示される。

など、以前は自分たちが検索キーワードなどを工夫して情報の精度を上げていたのが、
Google側（AI）が勝手にやってくれているようになりました。

試しに「紙袋」と検索してみると、右側に大手通販サイトの商品ページが写真とともに表示され、
クリックすると商品ページまで偏移します。
また、一度訪れたサイトがあれば、簡単な内容が検索結果に表示されるようにもなります。

よくよく考えると、調べる内容を積み重ねていけば、その人のパーソナルデータ（人どなり）が見えてきますよね。
それをGoogleが収集、利用していることになります。
自分の行動、志向を見られているようで怖いですね。
とはいえ、仕事や私生活でGoogle検索に頼りきっているので、切り離せないですが、それがさらに恐怖でもあります。

以前のように検索方法を試行錯誤していた時代が懐かしく、目的の情報が得られた時の喜びもありました。
ほぼ１回の検索で情報が得られるようになったのは非常に有益ではあります。
今後、どのような形になるのか想像つかないですが、動向を見ていこうと思います。

システム企画室　耳井優

株式会社山元紙包装社 編集部

紙袋や不織布に関する豆知識を発信しています。包装資材の取り扱いの他オリジナル印刷も行っている会社です。