お問合せ
お見積り

ヤマゲンブログ

  1. 紙袋・紙箱通販のヤマゲンTOP
  2. ヤマゲンブログ
  3. 紙袋の素材・材質の種類と失敗しない選び方を解説!

紙袋の素材・材質の種類と失敗しない選び方を解説!

それぞれの素材が持つ特徴について、しっかり理解しておきましょう。

この記事では、紙・手提げ素材の種類と材質の特徴を紹介したうえで、失敗しない選び方のコツを解説します。

紙袋の印象は紙素材で決まる!

紙素材の種類と特徴

紙袋は選ぶ素材や材質により、仕上がりが大きく異なります。オリジナル紙袋を作る際は、用途や目的、企業イメージに合った材質を選びましょう。

素材のなかでもっとも印象を左右するのが、紙素材です。

紙素材の種類と材質の持つ印象について解説します。

コート紙

紙表面に塗料を塗り、ツヤや光沢を出した紙がコート紙です。

見た目が綺麗でインクののりがよく、なおかつ丈夫なため、紙袋で多く利用される素材のひとつです。

表面加工で質感も大きく変わり、グロスPP加工を施すことで高級感のある光沢を、マットPP加工は、落ち着きのある質感を再現できます。

印刷適正が高いので、写真やアートなど複雑で多彩なデザインの紙袋を作るのに適した素材です。紙素材のなかではやや高価な種類といえるでしょう。

コート紙素材とは

未晒クラフト紙(茶色クラフト紙)

未晒(みざらし)クラフト紙は漂白前のクラフト紙で、素材本来の茶色と、ナチュラルで素朴な風合いが持ち味です。

丈夫で安価、温かみのある風合いから、雑貨店・洋菓子店・カフェの紙袋としてよく利用されています。

コート紙や晒しクラフト紙と比べると印刷適正が低く、白色や淡色は沈んだ印象になってしまいます。ザラザラとした素材感や素材の色を活かしたい、印刷は単色・ワンポイントにして費用を抑えたいときなどに適した材質です。

未晒クラフト紙とは

晒クラフト紙

未晒クラフト紙(茶色クラフト紙)を漂白したものが、晒(さらし)クラフト紙です。

少しザラつきのある手触りや、和紙まではいかないものの紙の風合が強い点が特徴といえます。

また、素材の強度が高く、白色のためフルカラー印刷にも対応可能です。コート紙よりも安価なので、さまざまな企業の紙袋として利用されています。

印刷するとインクが紙に沈み込み、紙本来の風合いも残るため、和風のデザインとも相性がよいです。

晒クラフト紙とは

片艶晒クラフト紙

晒クラフト紙の片面をプレスしたものが片艶晒(かたつやさらし)クラフト紙です。

片面はツヤ感があり、もう片面は紙本来のザラつきが残っているため、印刷面によって印象が異なります。

ツヤ面に印刷すれば、クラフト紙の耐久性を活かしたまま、印刷適正を高められます。

片面加工のみのため、安価でありながら、インクの発色もよく、なおかつクラフト紙の強度があるため、紙袋に最適な材質といえます。

片艶晒クラフト紙とは

不織布

不織布は、繊維を絡め合わせ布状に仕上げた素材のことです。柔らかな質感で、耐久性が高く、紙袋と違い耐水性にも優れるため、繰り返し使用できる点が魅力です。

お洒落で普段から持ち歩きたくなるようなショップバッグを作れば、自社ブランドの宣伝効果も期待できるでしょう。

単色ならシルク印刷、フルカラーなら熱転写印刷と、印刷方法を選べるため、複雑なデザインにも対応できます。比較的低コストで耐久性も高く、アパレルショップなどで利用されることも多いです。

紙袋の素材・材質選びを失敗しない2つのコツ

紙袋の素材や材質を選ぶ際は、コストや見た目だけで決めないようにしましょう。場合によっては、強度不足などになりかねません。

紙袋の素材選びで失敗しないためのコツ2つを、ご紹介します。

1. 希望の発色に近い紙素材を選ぶ

同じ色を印刷しても、コート紙・晒しクラフト紙・未晒しクラフト紙・片艶晒クラフト紙、それぞれの素材で発色が異なります。

フルカラーやインク本来の発色を大切にしたいなら、印刷適正の高いコート紙や片艶晒クラフト紙を、単色印刷や紙の風合いを大切にしたいなら、晒クラフト紙や未晒しクラフト紙がおすすめです。

また、可能であれば、事前に紙素材別の色見本を見せてもらうとよいでしょう。

2. 紙袋の用途を明確にする

紙袋に入れる物や使う場面によっても、必要な耐久性・サイズは変わってきます。

たとえば菓子や洋服など、軽いものを入れるなら紙の厚みや手提げ紐の強度もそこまで必要ありません。しかし、飲料や書籍を入れるなら紙・提げ紐共に耐久性が必要です。

用途を明確にすることで、求める耐久性やサイズに合った適切な素材・材質を選ぶことができます。

素材・材質の特徴を理解して理想の紙袋を作ろう

紙袋は使う紙素材によって、イメージが大きく異なります。紙袋作りで失敗しないためにも、印刷適正や強度、手触りなど、素材の特性を理解しておきましょう。

紙素材だけでなく、手提げ紐も紙袋全体のイメージに欠かせない重要な素材です。

それぞれの素材・材質の特徴を理解し、理想のオリジナル紙袋を作りましょう。

紙袋以外に「紙箱の 素材・材質の特徴」 については知りたい方はこちらへ

  • いいね
  • ツイートする
  • Lineで送る
  • RSSフィード
お見積り・お問い合わせはこちらから お問い合わせ番号:全国0120-1185-78、東京0120-99-4129、夜間・休日090-6554-6006
無地既製品のパッケージショップ
お見積り・お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ
お見積り・お問い合わせはこちらから お問い合わせ番号:全国0120-1185-78、東京0120-99-4129、夜間・休日090-6554-6006
無地既製品のパッケージショップ