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kome-kami浮世絵ホワイトで紙袋を作ってみました
目次
kome-kami浮世絵ホワイトで紙袋を作ってみました
廃棄されるお米を混ぜ込み、さらに表面に塗工した『紙』、
kome-kami浮世絵ホワイトで紙袋を作ってみました!
なお、紙厚は245g/㎡と超厚手!!
高級感と和の伝統を感じさせる環境配慮紙袋は、弊社ヤマゲンへお問合せください(^^)/
500枚からオリジナルの印刷製造が可能です。
以下、紙の製造元のペーパル様のブログを引用していますm(__)m
浮世絵を彩った技法、現代に。
江戸時代、浮世絵の発色を良くするためにお米が使われることもありました。米は紙の繊維の間に隙間を埋め、表面を滑らかにすることで、美しい色彩表現を可能にしたのです。
この伝統を現代の印刷や加工に活かせるように研究を重ね、お米を使った塗工液「コメグロス」を表面に施した紙素材の開発に成功しました。
風合いのある表面なのに鮮明な印刷面、そしてはっきりとした白さが特徴です。特にオフセット印刷では、印刷面に上品なキラメキが見られ、高級感を演出します。
「kome-kami 浮世絵ホワイト」の質感を見る
表面に塗る薬品をお米に代替
CO2削減と資源循環に貢献
通常、紙の表面には、表面を強くして印刷適性を上げるための塗工液が使われます。今回、この薬品の一部原料をお米に代替することに成功。
その結果、CO2を約104kg削減できました。(杉の木約12本分が1年間に吸収する量) また、お米をパルプと一体化させることで約328kg(杉の木約37本分)のCO2を排出せずに留めています。
浮世絵ホワイト 名前の由来
江戸時代の浮世絵は、鮮やかな色彩で当時の人々を魅了し、日本を代表する美術として西洋に大きな影響を与え、世界的な流行となりました。この現象は「ジャポニズム」と呼ばれ、浮世絵は西洋美術に大きな影響を与え、モネやゴッホなど、数多くの芸術家にインスピレーションを与えました。
浮世絵の発色を良くするために、お米が使われることもありました。kome-kami「浮世絵ホワイト」は、この伝統文化と技法を現代の技術で再発明。白くて美しい発色を実現したことから、その名を付けました。
日本発の温故知新な素材として、サステナブル時代の「ジャポニズム」を起こし、未来のデザインに新たな表現力と可能性を広げたいという願いを込めています。
規格及び仕様
その他の規格についても別注で抄造可能です。また、用紙を使用するとロゴを掲載いただけます。
kome-kami 浮世絵ホワイト
寸法 | 流れ目 | 連量 | 坪量 | 厚み | 用途 |
---|---|---|---|---|---|
キク判 | Y目 | 93.5kg | 157g/㎡ | 0.23mm | 名刺・ショップカード・パンフレット・ 冊子の表紙・スリーブ・紙袋・ノートの表紙 |
L判 | Y目 | 215.5kg | 245g/㎡ | 0.35mm | 小さめのパッケージ・冊子の表紙・スリーブ・ ノートの表紙・名刺・ショップカード |
L判 | Y目 | 290.5kg | 330g/㎡ | 0.47mm | パッケージ・冊子の表紙・スリーブ・ ノートの表紙 |
L判 | Y目 | 310kg | 350g/㎡ | 受注生産 | 大きめのパッケージ |
L判 | Y目 | 350kg | 400g/㎡ | 受注生産 | 大きめのパッケージ・紙管パッケージ |
kome-kami (ナチュラル)
寸法 | 流れ目 | 連量 | 坪量 | 厚み | 用途 |
---|---|---|---|---|---|
キク判 | Y目 | 93.5kg | 157.0g/㎡ | 0.21mm | 名刺・ショップカード・パンフレット・ 冊子の表紙・スリーブ・紙袋・ノートの表紙 |
キク判 | Y目 | 62.5kg | 104.7g/㎡ | 0.15mm | リーフレット・貼箱・紙袋・封筒・ ノート・メモ帳・スケッチブック |
L判 | Y目 | 273kg | 310g/㎡ | 0.43mm | パッケージ・冊子の表紙・スリーブ・ ノートの表紙 |
kome-kami (ナチュラル色)と浮世絵ホワイトの比較
どちらもお米の力を引き出した、豊かな風合いのある手触りが特徴です。
kome-kami (ナチュラル色)は、生成りがかった白さが特徴で、お米の力でパルプを繋げた風合いのある紙です。印刷はナチュラルな仕上がり浮世絵ホワイトは、表面にコメグロスを塗布。浮世絵のような風合いと発色の良さを目指した、はっきりとした白さのある紙です。
ナチュラル色
浮世絵ホワイト
浮世絵ホワイトの製造について
まず、お米とパルプを一体化させます。具体的には、お米を粉砕し、パルプと混ぜ合わせて原料を作ります。次に、原料を薄く引き伸ばします。この工程では、紙料を均一な厚さにし、表面を滑らかにします。お米を原料に使った塗工液「コメグロス」を作成し、紙の表面に均一に施します。最後に、紙を必要なサイズにカットして完成です。
通常、紙の表面の強度や発色を良くするために塗工液が使われますが、その原料の一部にお米を使うことに成功。2020年から構想を練り始めて4年。様々なテストを繰り返す事によりようやく実現できました。
株式会社山元紙包装社(ヤマゲン)
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紙袋や不織布に関する豆知識を発信しています。包装資材の取り扱いの他オリジナル印刷も行っている会社です。